メルカリに出品しようとして、写真を何ピクセルにすればよいのか分からないことがあります。スマホで撮った縦長の写真をそのまま載せてよいのかも、出品の画面からは分かりにくいところです。
サイズや形を気にせずに載せると、商品一覧で写真の端が切れて、いちばん見せたい部分が隠れることがあります。暗い写真や、傷の分からない写真のまま出品すると、購入者が状態を判断できず、取引のあとで食い違いが起きる原因にもなります。
この記事では、メルカリの出品写真のサイズと比率、正方形で切れない写真の用意の仕方、状態が伝わる撮り方と載せてはいけない写真を解説します。
メルカリの出品写真のサイズと比率

メルカリの出品写真は正方形で表示され、20枚まで載せられます。サイズは、メルカリが運営するコラム「メルカリ Column」で紹介されている720×720ピクセルが目安です(公式ガイドに指定はありません)。
出品写真の決まり
メルカリ ガイドの「メルカリ出品までの流れ・売り方」に書かれている写真の決まりは、次の表のとおりです。
| 項目 | 決まり |
|---|---|
| 登録のしかた | アプリ内で撮影するか、端末のアルバムから選ぶ |
| 枚数 | 20枚まで登録できる |
| 誰が撮った写真か | 必ず自身で撮影したものを使う |
| 何を撮るか | 正面・横・裏側・傷がある部分など、商品の詳細が伝わるように撮る |
出品は、商品写真の登録、商品名の入力、カテゴリーと商品の状態の設定、販売価格の設定の順に進め、最後に[出品する]をタップします。写真は最初の手順なので、出品の画面を開く前に用意を済ませておくと、入力の途中で止まらずに進められます。
参考:メルカリ ガイド「メルカリ出品までの流れ・売り方」(2026年11月1日確認)
写真は正方形で表示される
メルカリの商品画像は、正方形で表示されます。メルカリ Column の「メルカリ出品で使う画像のサイズは?」でも、登録するときに正方形の画像を用意する必要があると説明されています。
縦長や横長の写真も登録はできますが、正方形で表示されたときにゆがんで見えたり、見せたい部分が隠れたりするおそれがあります。ゆがんで見えることは、同じコラムでも注意されています。
スマホのカメラで普通に撮ると、写真は縦長か横長になります。撮った写真の形を一度確かめ、正方形でないときは撮ったあとに正方形へ切り抜くの方法で整えてください。
720×720ピクセルは目安
同じコラムでは、720×720や640×640のように、正方形で大きすぎず小さすぎないサイズが勧められています。2024年2月のコラムの数字なので、720×720ピクセルは当サイトでも目安として扱っています。
ピクセル数よりも、正方形であることのほうが見た目への影響は大きくなります。ほかのサービスの画像サイズと見比べたいときは、規格一覧のメルカリの欄を開いてください。

参考:メルカリ Column「メルカリ出品で使う画像のサイズは?適切なサイズにする方法を解説」(2026年11月1日確認)
メルカリの出品写真を正方形で切れないように用意する方法

正方形で表示しても商品が切れない写真にするには、撮るときに正方形で撮るか、撮ったあとに正方形へ切り抜くかのどちらかを選びます。商品の全体が収まらないときは、写真の上下か左右に背景を足す方法もあります。
運営者は、出品したあとに商品一覧で写真が正方形に切られて困ったことがあり、写真を正方形に直しました。最初から正方形で用意しておけば、こうした直しは要りません。
撮るときに正方形で撮る
スマホのカメラに「スクエア」や縦横比1:1の設定があれば、それに切り替えて撮ります。撮る時点で正方形にしておけば、あとで切り抜く手間がかかりません。
画面いっぱいに商品を入れると、正方形に整えたときに端が窮屈に見えます。商品のまわりに少し余白を残して構えてください。
メルカリのアプリ内のカメラで撮る方法もあります。メルカリ Column によると、アプリ内で撮った写真はメルカリ用のサイズになる一方、メルカリの中にだけ保存され、スマホには残りません。同じ写真を再出品に使いたいときは、スマホのカメラで撮っておくほうが扱いやすくなります。
撮ったあとに正方形へ切り抜く
縦長や横長で撮った写真は、商品が真ん中に来るように、正方形の範囲で切り抜きます。切り抜きは、スマホの写真アプリの編集機能か、画像のリサイズツールで行えます。
切り抜くときは、次の順に進めてください。
- 切り抜く範囲の縦横比を1:1に固定する
- 商品の上下左右の端が範囲に入っているかを確かめる
- 正方形の画像として書き出す
- 書き出した画像を開いて、商品の端が欠けていないかを見る
小さな写真を大きなサイズに引き伸ばすと、画質が粗くなります。メルカリ Column でも、元のサイズによってはリサイズで画質が落ちるため、商品が鮮明に見える範囲で調整するよう書かれています。
iPhoneで撮った写真がHEIC形式で保存され、パソコンで開けないときは、先にJPGへ変えてから作業してください。

メルカリ出品の設定を入れた無料の画像リサイズ・圧縮・変換ツールを開くと、写真を720×720ピクセルの正方形のJPGに書き出せます。正方形からはみ出る部分は切り抜かれるので、写真を入れたあと[範囲]ボタンで商品の端が入っているかを確かめてください。写真はサーバーに送られず、ブラウザの中で処理されます。
長い商品は背景を足して正方形にする
傘や長い服のように縦や横に長い商品は、正方形に切り抜くと端が欠けることがあります。切り抜くと商品が欠けるときは、写真の上下か左右に背景を足して正方形にします。
背景を足す作業は、画像編集アプリで行ってください。当サイトのリサイズツールは、正方形の範囲で切り抜く処理をするもので、背景を足す機能はありません。
長い商品は、撮り直せるなら商品を斜めに置くか、少し離れて撮るほうが簡単です。写真の縦と横の比率の考え方は、アスペクト比の記事にまとめています。

参考:メルカリ Column「メルカリ出品で使う画像のサイズは?適切なサイズにする方法を解説」(2026年11月1日確認)
メルカリの出品写真をきれいに見せる背景と光

商品写真をきれいに見せるには、無地の明るい背景の上に商品を置き、窓から入る自然光で撮るのが手軽な方法です。特別な機材がなくても、家にある白い壁や布で背景は作れます。
白い壁・床・布の上に置く
背景には、柄のない白い面を使います。背景がすっきりしていると、商品の形と色が目に入りやすくなります。部屋の家具や小物が写り込むと、どれが売り物なのかが分かりにくくなるためです。
運営者は、服・小物、本・ゲーム・家電を出品したときに、白い壁や床、布の上に置いて撮りました。
布を背景にするときは、しわを伸ばしてから商品を置いてください。白い商品は、白い背景だと境目が見えにくくなります。その場合は、背景を少し色のある布に変えると輪郭がはっきりします。
メルカリの出品者ガイドラインは、販売する商品に含まれないものを目立つように撮らないよう求めています。背景に別の商品を並べるのは控えてください。
窓際の自然光で撮る
光は、昼間に窓から入る自然光を使います。部屋の照明だけで撮ると、写真が黄色っぽくなったり、商品に濃い影が落ちたりしやすくなります。
運営者も、出品する商品は窓際の自然光で撮りました。
窓からの光が強すぎて影がくっきり出るときは、レースのカーテン越しの光にすると和らぎます。光が片側からだけ当たるときは、反対側に白い紙や板を立てると、影の側も明るくなります。
暗い写真をあとから明るく補正すると、色が実物と変わることがあります。撮るときに明るさを確保しておけば、補正に頼らずに済みます。
メルカリの背景ぼかし機能を使う
メルカリのアプリには、出品画面のカメラで撮った写真の背景を、ワンタップでぼかせる機能があります。AIが商品の輪郭を認識し、背景だけをぼかす仕組みです。
使うときは、出品画面のカメラで[ぼかしマーク]をタップして、オン・オフを切り替えます。一度オンにした設定は、次回の出品にも引き継がれます。
アプリ(iOS・Android)で使えるのは、出品画面のカメラで撮った写真だけです(アルバムの写真は順次対応の予定)。Web版では、カメラで撮った写真と、アルバム・端末ライブラリの写真に使えます。
撮る環境や商品によっては、ぼかしがうまくかからないことがあります。ぼかしの濃さは現時点では変えられず、出品済みの商品画像にあとからかけることもできません。背景を片付けられないときの手段として使い、使えないときは白い背景の上で撮ってください。
参考:メルカリ「商品写真の背景をワンタップでぼかせる機能を追加しました」(2026年11月1日確認)
参考:メルカリ ガイド「出品者ガイドライン」(2026年11月1日確認)
メルカリの出品写真の枚数と撮る順番

写真は20枚まで載せられます。1枚目で商品の全体を明るく見せ、2枚目以降で角度・細部・傷・付属品を順に見せると、購入者が状態を判断しやすくなります。
運営者は、出品の写真を変えて、売れ方が変わったと感じたことがあります。
1枚目は全体を明るく写す
1枚目は、商品一覧に表示される写真です。メルカリ Column の写真の撮り方の記事では、1枚目で商品の全体を明るく、はっきり見せるよう勧められています。
同じコラムには、色を変える加工やキラキラさせる加工は、実物と違うという苦情につながるおそれがあると書かれています。1枚目は、実物の色に近いまま、商品の全体が正方形の中に収まる写真にしてください。
2枚目以降で見せるもの
メルカリの出品者ガイドラインは、さまざまな角度から撮った写真と、細部・傷や汚れのある箇所・付属品・パッケージの写真を載せるよう求めています。2枚目以降は、次の順に撮ると抜けが出にくくなります。
- 正面・横・裏側など、角度を変えた全体
- 素材やタグ、ブランドのロゴなどの細部
- 傷や汚れのある箇所の近くからの写真
- 付属品・箱・説明書など、一緒に送るもの
商品の種類ごとに、撮っておきたいものの例を表にまとめます。
| 商品の種類 | 撮っておきたいものの例 |
|---|---|
| 服・小物 | 全体、タグ(サイズ表記)、生地の近くからの写真、汚れやほつれ |
| 本 | 表紙と裏表紙、背表紙、ページの端の汚れや折れ |
| ゲーム | パッケージの表と裏、中身、説明書などの付属品、ディスクやカードの傷 |
| 家電 | 本体の全体、型番が分かる表示、付属品、目立つ傷 |
ブランド品は、ロゴや保証書、シリアル番号など、本物であることを示すものも写しておくよう、同じコラムで勧められています。保証書やシリアル番号の写真に自分の名前や住所が写っていないかは、載せる前に確かめてください。
参考:メルカリ ガイド「出品者ガイドライン」(2026年11月1日確認)
参考:メルカリ Column「メルカリで出品するなら写真は多く掲載しよう!購買意欲をアップさせる写真の撮り方」(2026年11月1日確認)
メルカリの出品写真で傷や汚れを見せる撮り方

傷や汚れは、隠さずに、その部分を近くから写した写真を載せます。メルカリは、画像を加工して本来ある傷や汚れを消すことを禁止しています。
運営者は、出品するときに傷・汚れの写真も載せました。
傷や汚れは、次のように撮ります。
- 傷や汚れの場所が分かるよう、全体の写真と近くからの写真をそろえる
- 光の向きを変えて、細かい傷が見える角度を探す
- ピントを傷や汚れに合わせ、ぼやけていないかを見る
メルカリ Column でも、傷や汚れは近くからはっきり撮るよう勧められています。隠したまま出品すると、あとで苦情につながるおそれがあるためです。
出品者ガイドラインには、商品説明や画像から商品の詳細を確かめられない出品は、全額補償サポートの対象外になるとも書かれています。傷や汚れの写真は、出品者を守ることにもなります。
参考:メルカリ「生成AI・加工画像を使った出品画像に関する注意点」(2026年11月1日確認)
参考:メルカリ ガイド「出品者ガイドライン」(2026年11月1日確認)
メルカリの出品で使ってはいけない写真と加工

メルカリの出品写真は、自分で撮った、手元にある商品の実物の写真を使います。他人が撮った画像やネットの画像を無断で使うこと、生成AIや強い加工の画像だけで出品することは、メルカリのガイドで禁止や注意の対象になっています。
他人の写真やネットの画像を使わない
メルカリ ガイドの禁止されている行為には、「他会員が撮影した画像や、メルカリ外にある画像/文章などを無断で使用すること」があります。違反となる例は、次のとおりです。
- 他会員のプロフィール内容・画像を無断で使用すること
- 他会員が撮影した画像を無断で使用すること
- メルカリサイト外に記載された文章や画像を無断で使用すること
メルカリは、メーカーの公式サイトやECサイト、他人のSNSなどから画像を転載・加工して使うことも避けるよう案内しています。事務局が禁止行為にあたると判断した場合、取引キャンセル、商品削除、利用制限などの措置を取ることがあります。同じ商品の写真がネットにあっても、出品には自分で撮った写真を使ってください。
参考:メルカリ ガイド「他会員が撮影した画像や、メルカリ外にある画像/文章などを無断で使用すること(禁止されている行為)」(2026年11月1日確認)
参考:メルカリ「出品前に確認したい「商品名」と「商品画像」のルール」(2026年11月1日確認)
商品の状態が分からない写真を載せない
メルカリ ガイドの禁止されている行為には、商品の状態が分かる画像を載せないことも入っています。違反となる例と、関係する決まりは次の表のとおりです。
| してはいけないこと | メルカリの案内 |
|---|---|
| 実物の画像を載せない | 「実物の画像がない」は違反となる例 |
| 転載した画像だけを載せる | 「転載画像のみの掲載」は違反となる例 |
| 画質が粗い写真を載せる | 画質が粗いなどで商品を把握できないものは違反となる例 |
| 生成AIの画像や強い加工の画像だけで出品する | イメージ画像を使うときも、必ず実物の写真を載せる |
| 加工で傷や汚れを消す | 禁止。傷や汚れのある部分の写真を載せる |
明るさや色を整えるときも、実物と違って見えるところまで加工しないでください。出品者ガイドラインは、購入者の誤解を招くような写真の加工を避けるよう求めています。
参考:メルカリ ガイド「商品の状態がわかる画像を掲載しないこと(禁止されている行為)」(2026年11月1日確認)
参考:メルカリ「生成AI・加工画像を使った出品画像に関する注意点」(2026年11月1日確認)
連絡先を写さない
SNSのIDや電話番号などを出品写真に写して、メルカリの外でのやり取りに誘うことも禁止されています。メルカリ ガイドの外部サービスなどに誘導する行為の項目では、QRコードなどの画像も違反に含まれると書かれています。
商品と一緒に名刺やメモ、QRコードの付いた紙が写り込んでいないか、載せる前に見直してください。
参考:メルカリ ガイド「外部サービスなどに誘導する行為(禁止されている行為)」(2026年11月1日確認)
メルカリの出品写真を載せる前に確かめる個人の情報

出品写真には、写真のファイルに入った位置情報と、写り込んだ住所や名前の2種類の個人の情報が残ることがあります。どちらも、載せる前に自分で確かめておくと防げます。
スマホのカメラで位置情報を記録する設定にしていると、写真のファイルに撮った場所の緯度・経度が入ります。自宅で撮った写真を使うときは、位置情報が入っていないかを出品の前に確かめてください。位置情報が入る仕組みと危険は、Exifの記事にまとめています。

位置情報があるかどうかは、当サイトのツールで確かめられます。
無料の位置情報(Exif)チェック&削除ツールを開くと、写真に位置情報が入っているかを確かめ、入っていれば削除した写真を保存できます。写真はサーバーに送られず、ブラウザの中で処理されます。
もう1つは、写真に写り込んだ文字です。家電の箱に貼った伝票や、郵便物、保証書の名前の欄が写っていると、住所や名前が分かってしまいます。写り込んだ部分は、撮り直して写らないようにするのがいちばん確実です。
メルカリの出品写真に関するよくある質問

縦長の写真のまま出品できますか?
縦長の写真も登録はできます。ただし、正方形で表示されるときに見せたい部分が隠れたり、ゆがんで見えたりするおそれがあります。商品の全体を見せたい写真は、正方形に切り抜くか、背景を足して正方形にしてから載せてください。
メーカーのサイトの商品画像を使ってもよいですか?
メルカリ外に掲載された画像を無断で使うことは、禁止されている行為です。転載した画像だけの出品も、違反となる例に入っています。手元にある商品を自分で撮った写真を使ってください。
写真は何枚載せればよいですか?
登録できるのは20枚までです。枚数より、全体・角度・細部・傷や汚れ・付属品がそろっているかで判断してください。小さな商品でも、傷や付属品があれば、その分の写真を足しておきます。
写真のサイズは720×720ピクセルでないといけませんか?
720×720ピクセルは公式ガイドの規格ではありません。メルカリ Column の2024年の記事で紹介された目安です。正方形で、商品がはっきり見える画質であれば、この数字に合わせる必要はありません。サイズで迷ったときの目安として、当サイトのツールではこの値を設定しています。
