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いらすとやの商用利用は20点まで!著作権ルールや点数の数え方を徹底解説

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街中のポスターやYouTubeの動画、企業のプレゼン資料まで、今や日本で見かけない日はないフリー素材サイト「いらすとや」。かわいらしく癖のない絵柄は使い勝手が良く、「とりあえずいらすとやを使っておけば安心」と考えている方も多いはずです。

しかし、ビジネスで利用する際に気になるのが「商用利用のルール」ではないでしょうか。「本当に無料で使えるの?」「何枚までなら大丈夫?」「著作権はどうなっているの?」といった疑問は、知らずに使っていると思わぬトラブルを招く可能性があります。

本記事では、いらすとやの基本的な使い方から、絶対に押さえておくべき「商用利用における20点の壁」、そして2025年現在の最新AI事情まで徹底解説します。これを読めば、規約違反におびえることなく、自信を持ってデザインにいらすとやを活用できるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

  1. いらすとやの概要と基本情報
    1. 国内最大級のフリー素材サイトとしての立ち位置
    2. 運営者「みふねたかし」氏のプロフィールと活動
    3. 更新頻度と現在の運営スタイル(不定期更新へ)
  2. いらすとやが無料で使える範囲
    1. 個人利用・非商用利用なら点数制限なし
    2. 教育現場や公的機関での利用事例
    3. YouTube動画における収益化チャンネルでの利用
  3. いらすとや商用利用のルール「20点制限」の仕組み
    1. 「1つの制作物」の定義と範囲
    2. 重複したイラストは「1点」としてカウントされる
    3. 色違いや表情違いの差分は「別カウント」になる
    4. Webサイトにおける「1記事」と「サイト全体」の考え方
    5. 動画制作における1動画あたりの点数カウント方法
  4. いらすとやを21点以上商用利用する場合の対応
    1. 21点目以降ではなく「合計点数」で費用が発生する
    2. 有償利用時の具体的な料金設定(1点あたり1,100円税込)
    3. 高解像度データが必要な場合の申請フロー
    4. 請求書払い・支払い方法の詳細
  5. いらすとやで禁止されているNG行為・利用規約違反
    1. 素材自体をコンテンツとする商品の販売(LINEスタンプ等)
    2. 公序良俗に反する目的・反社会勢力に関連する利用
    3. イラストのイメージを著しく損なう攻撃的・性的な加工
    4. 素材の再配布やデータの譲渡
  6. いらすとやを利用するメリット
    1. 圧倒的なイラスト数とニッチなシチュエーション対応
    2. サイト全体のトンマナ(トーン&マナー)を統一しやすい
    3. 背景透過(PNG)済みですぐにデザインに組み込める
    4. 検索機能が優秀で抽象的な言葉でもヒットする
    5. 会員登録不要でダウンロードまでの工数が少ない
  7. いらすとやを利用する際の懸念点
    1. 「どこかで見たことがある」と思われオリジナリティが出にくい
    2. 競合他社や近隣店舗とデザインが被るリスク
    3. シリアスな場面では雰囲気が軽くなりすぎる可能性
  8. いらすとやの便利な検索テクニックと探し方
    1. カテゴリ検索で関連画像を一覧表示する
    2. 「詳細カテゴリー」を活用してピンポイントで探す
    3. サイト内検索で「ひらがな」「カタカナ」を使い分ける
    4. 「いらすとや ランダム」機能で偶然の出会いを楽しむ
    5. 英語検索には対応していないため日本語変換が必要
  9. いらすとやとAI画像生成の関連性「AIいらすとや」
    1. AIピカソと提携した公式「AIいらすとや」とは
    2. AI生成版を利用する際の著作権と商用利用ルール
    3. 通常のいらすとや素材とAI生成素材の見分け方
    4. 生成AI学習への利用に関する公式見解
  10. いらすとやと連携している外部サービス・アプリ
    1. デザインツール「Canva」でのいらすとや利用方法
    2. Googleスライドのアドオン活用術
    3. 公式LINEスタンプやコラボグッズの展開
  11. いらすとやに関するよくある質問
    1. クレジット表記やリンクは必要?
    2. 加工や編集はどこまで許される?
    3. 欲しいイラストがない場合リクエストは可能?
    4. スマホからでも高画質で保存できる?
    5. 著作権譲渡の相談はできる?
  12. いらすとやの活用ガイドまとめ

いらすとやの概要と基本情報

いらすとやは、単なる素材サイトの枠を超え、日本の「視覚的な共通言語」とも呼べる巨大なプラットフォームです。なぜこれほどまでに普及したのか、その背景と現在の運営状況を知ることで、サイトへの理解が深まります。

国内最大級のフリー素材サイトとしての立ち位置

いらすとやは、日本で最も知名度の高い無料イラスト素材提供サイトです。個人ブログから官公庁のポスター、テレビ番組のフリップまで、あらゆる場面で利用されています。

これほど愛される理由は、「使いやすさ」と「安心感」にあります。会員登録は不要で、誰でもすぐに高画質な画像をダウンロードできる手軽さが最大の魅力です。また、規約さえ守れば無料で商用利用も可能であるため、予算の限られたプロジェクトや個人のクリエイターにとって、なくてはならない存在となっています。

運営者「みふねたかし」氏のプロフィールと活動

この膨大なイラストを描いているのは、イラストレーターの「みふねたかし」氏です。

驚くべきは、サイト内の数万点に及ぶイラストのすべてが、みふね氏一人の手によって描かれているという事実です。温かみがあり、誰からも嫌われないタッチは「みふねスタイル」として確立されています。現在はサイト運営だけでなく、有名アニメやゲームとのコラボレーショングッズの制作、LINEスタンプの販売など、多岐にわたる活動を展開しています。

更新頻度と現在の運営スタイル(不定期更新へ)

かつていらすとやは、9年間にわたり「毎日更新」を続けていました。時事ネタや季節の行事が即座にイラスト化されるスピード感は、インターネット上で大きな話題となりました。

2021年2月以降、毎日の更新は停止し、現在は「不定期更新」へと移行しています。毎日新しい絵が見られるわけではありませんが、その分、社会的なトレンドを押さえた質の高いイラストや、企業との大型コラボレーションが発表されるようになりました。更新が止まったわけではないため、定期的にサイトをチェックすることをおすすめします。

いらすとやが無料で使える範囲

いらすとやは「フリー素材」ですが、どのような使い方でも無料というわけではありません。無料の範囲を正しく理解することが、トラブルを避ける第一歩です。

個人利用・非商用利用なら点数制限なし

金銭のやり取りが発生しない「個人利用」や「非商用利用」であれば、点数の制限なく何枚でも無料で利用できます。

具体的なシチュエーションは以下のとおりです。

  • 自分だけで楽しむスマホの壁紙にする
  • 友人に送る年賀状やクリスマスカードのデザインに使う
  • 収益化していない個人の趣味ブログやSNSに投稿する
  • 町内会の回覧板や、ボランティア活動のチラシに使う

利益を目的としない活動であれば、いらすとやの素材をふんだんに使った賑やかなデザインを作成できます。

教育現場や公的機関での利用事例

学校や役所などの公的な場での利用も、基本的には無料で問題ありません。

先生が作成する授業のプリント、学校行事のプログラム、保健室の掲示物などは、教育目的であるため制限なく利用できるケースが大半です。また、市役所が発行する「ゴミ出しカレンダー」や「防災マップ」など、市民への情報提供を目的とした配布物でも広く活用されています。

親しみやすい絵柄は、子供からお年寄りまで幅広い世代に情報を伝えるのに適しています。

YouTube動画における収益化チャンネルでの利用

動画クリエイターにとって気になるのが、広告収入を得ているYouTubeチャンネルでの利用可否です。結論として、収益化しているチャンネルであっても、後述する「1動画につき20点まで」のルールを守れば無料で利用できます。

動画自体が広告収益を生む場合、それは「商用利用」に該当します。しかし、いらすとやはクリエイター支援の観点から、小規模な商用利用に対して非常に寛容な姿勢をとっています。サムネイルや動画内の挿絵として、ルールを守りながら活用してください。

いらすとや商用利用のルール「20点制限」の仕組み

ビジネスでいらすとやを使う際、絶対に無視できないのが「20点」という数字です。ここを曖昧にしたまま利用すると、規約違反として後から請求が発生するリスクがあります。正しいカウント方法を身につけましょう。

「1つの制作物」の定義と範囲

点数制限は「1つの制作物につき20点まで」と定められています。何をもって「1つ」とするかは、媒体によって考え方が異なります。

主な媒体ごとのカウント範囲は以下を確認してください。

  • チラシ・パンフレット: 1枚のチラシ(表裏含む)、または1冊の冊子全体でカウントします。
  • Webサイト: 基本的には「1記事(1ページ)」ごとにカウントします。ただし、サイト全体の装飾(ヘッダー、フッター、アイコンなど)として共通パーツに大量に使用する場合は、サイト全体で1つとみなされる場合もあります。
  • 動画: 1本の動画作品でカウントします。

「媒体全体で20点」なのか「ページごとの20点」なのか迷った際は、制作物のまとまりごとに判断するのが基本です。

重複したイラストは「1点」としてカウントされる

同じイラストを繰り返し使う場合、それは「1点」として扱われます

例えば、プレゼン資料の全ページの右下に、同じ「会社のロゴ風イラスト」を配置したとします。30ページ分配置したとしても、使っている素材自体は1種類なので、カウントは「1点」です。

同じ画像をコピペして使う分には点数を消費しないため、デザインの統一感を出すために同じキャラクターを何度も登場させるテクニックは有効です。

色違いや表情違いの差分は「別カウント」になる

キャラクターの表情やポーズ、色が違う場合は、それぞれ「別のイラスト」としてカウントされます。

  • 笑っている男の子
  • 泣いている男の子
  • 走っている男の子

これらは同じ男の子のキャラクターですが、画像ファイルとしては別々のものであるため、合計「3点」となります。

いらすとやには「表情セット」のように複数の顔が1枚の画像にまとまっている素材もあります。これを切り抜いて使う場合は1点とみなされることもありますが、基本的には「使用する画像のファイル数」で数えるのが最も安全で確実な方法です。

Webサイトにおける「1記事」と「サイト全体」の考え方

オウンドメディアやブログ運営者に向けて、もう少し詳しく解説します。

記事のアイキャッチ画像や、文中の解説図として使う場合、記事Aで15点、記事Bで18点という使い方は問題ありません。それぞれの記事が独立したコンテンツだからです。

しかし、Webサイトの「メニューボタン」や「背景パターン」など、サイトの構造に関わる部分にいらすとやを多用するのは避けるべきでしょう。全ページに共通して表示される要素が多すぎると、サイト全体で1つの作品とみなされ、点数制限に抵触する可能性があります。

動画制作における1動画あたりの点数カウント方法

YouTubeなどの動画では、場面転換のたびに新しいイラストを使いたくなるものです。しかし、1本の動画内で使えるのは20点までです。

例えば、オープニングアニメーションに5点のイラストを使っている場合、本編で自由に使えるのは残り15点となります。

シリーズものの動画であっても、動画Aと動画Bは別の制作物として扱われるため、動画ごとにカウントはリセットされます。「前回の動画で使ったから今回は使えない」ということはありません。

いらすとやを21点以上商用利用する場合の対応

どうしても21点以上の素材が必要な場合でも、諦める必要はありません。正規の手続きを踏めば、点数制限を解除して利用できます。

21点目以降ではなく「合計点数」で費用が発生する

注意しなければならないのは、有償利用に切り替わった瞬間、利用するすべてのイラストに対して料金が発生するという点です。

「20点までは無料だから、21点目の1点分だけお金を払えばいい」というわけではありません。商用利用で21点使った場合、21点すべてが有償利用の対象となります。予算計画を立てる際は、この総額計算を忘れないようにしてください。

有償利用時の具体的な料金設定(1点あたり1,100円税込)

2025年現在の一般的な有償利用料金は、イラスト1点につき1,100円(税込)です。

もし商用デザインで30点のイラストを使用する場合の計算式は以下のようになります。

$$30\text{点} \times 1,100\text{円} = 33,000\text{円}$$

大量の素材を使う場合は、それなりのコストがかかります。企画段階で無料の範囲(20点以内)に収めるか、予算を確保して有償利用するかを決めておく必要があります。

高解像度データが必要な場合の申請フロー

ポスターや看板など、大きく引き伸ばして印刷する場合、Web上の画像では画質が荒くなることがあります。有償対応の一環として、高解像度データを提供してもらうことも可能です。

  1. 公式サイトの「お問合せ」フォームから連絡する
  2. 利用用途、必要なイラストのURL、希望サイズを伝える
  3. 見積もりを受け取り、入金する
  4. 高解像度データを受け取る

この手順を踏むことで、プロの印刷にも耐えうる綺麗なデータを入手できます。

請求書払い・支払い方法の詳細

企業として利用する場合、経理処理のために請求書が必要になるケースも多いでしょう。いらすとやは法人取引にも対応しており、請求書の発行や銀行振込での支払いが可能です。

個人運営のサイトですが、ビジネス対応は非常にしっかりしています。まずは問い合わせフォームから相談し、支払いの詳細を確認してください。

いらすとやで禁止されているNG行為・利用規約違反

「無料なら何でも許される」わけではありません。いらすとやのブランドや品位を守るため、明確に禁止されている行為があります。これらに違反すると、利用の差し止めや賠償請求に発展する恐れがあります。

素材自体をコンテンツとする商品の販売(LINEスタンプ等)

イラストそのものの価値に依存した商品を販売することは禁止されています。

  • NG例: いらすとやの画像をそのままTシャツにプリントして販売する。
  • NG例: いらすとやの画像を使って、自分のLINEスタンプとして販売する。
  • NG例: いらすとやの画像をまとめた素材集アプリを有料で配信する。

あくまで「自分のデザインの一部」として使うことが前提です。素材を右から左へ流して利益を得るような使い方はできません。

公序良俗に反する目的・反社会勢力に関連する利用

社会的な常識やモラルに反する目的での利用は固く禁じられています。

アダルトコンテンツ、暴力的な表現を含むコンテンツ、詐欺まがいの商材、反社会的勢力の活動に関連する媒体での使用は一切認められません。いらすとやの健全なイメージを損なうような場所での利用は避けてください。

イラストのイメージを著しく損なう攻撃的・性的な加工

素材の加工は認められていますが、元のイラストのイメージを壊すような悪質な加工はNGです。

キャラクターに血を描き足して残酷な表現にする、性的な描写を加える、特定の個人や団体を誹謗中傷するための素材として使う、といった行為は許されません。見る人が不快にならない、常識の範囲内での利用を心がけましょう。

素材の再配布やデータの譲渡

ダウンロードした画像を、第三者が使える状態で再配布することは禁止です。

例えば、自分のブログで「いらすとやのおすすめ画像パック」としてzipファイルを配布したり、共有サーバーに画像をアップロードして誰でも使えるようにしたりする行為は、素材の「再配布」にあたります。

いらすとやを使いたい人には、必ず公式サイトへアクセスしてダウンロードするよう案内してください。

いらすとやを利用するメリット

プロのデザイナーから学生まで、なぜみんながいらすとやを選ぶのでしょうか。そこには、単なる「無料」以上の実用的なメリットがあります。

圧倒的なイラスト数とニッチなシチュエーション対応

いらすとやの最大の強みは、探せば必ず見つかると言われるほどのバリエーションの豊富さです。

「会社員」「家族」といった定番はもちろん、「人工知能に支配される人」「VRで食事をする人」など、言葉で説明するのも難しいようなニッチな状況までイラスト化されています。プレゼン資料を作っていて「ここに合う絵がない」と困った時でも、いらすとやなら解決策が見つかるはずです。

サイト全体のトンマナ(トーン&マナー)を統一しやすい

資料のデザインにおいて、素材のテイストを揃えることは非常に大切です。写真、リアルな絵、ポップな絵が混ざると、資料全体が散らかった印象になります。

いらすとやを使えば、すべてのイラストが同じタッチで描かれているため、何も考えずに配置するだけで統一感が出ます。デザインセンスに自信がない人でも、プロっぽく整った資料を作れるのは大きな魅力です。

背景透過(PNG)済みですぐにデザインに組み込める

配布されている画像のほとんどは、背景が透明な「PNG形式」です。

ダウンロードしてWordやPowerPointに貼り付けるだけで、背景色や写真の上に綺麗に馴染みます。いちいち画像の背景を切り抜く作業が必要ないため、資料作成のスピードが格段に上がります。

検索機能が優秀で抽象的な言葉でもヒットする

「具体的な名前はわからないけど、こういう雰囲気の絵が欲しい」という時にも、いらすとやは役立ちます。

「困る」「未来」「悲しい」といった感情や状況を表す言葉で検索しても、関連するイラストが多数ヒットします。抽象的なイメージから具体的なビジュアルを探し出せる検索精度の高さも、多くのユーザーに支持される理由です。

会員登録不要でダウンロードまでの工数が少ない

今すぐ素材が必要な時、面倒な会員登録やログイン作業はストレスになります。

いらすとやには会員登録システム自体がありません。サイトを開き、検索し、保存する。この3ステップだけで完結します。個人情報を入力する必要がないため、セキュリティに厳しい企業のPCからでも安心して利用できます。

いらすとやを利用する際の懸念点

完璧に見えるいらすとやにも、普及しすぎたがゆえの弱点があります。メリットだけでなくデメリットも理解した上で、適切に使い分けることが大切です。

「どこかで見たことがある」と思われオリジナリティが出にくい

あまりにも有名になりすぎたため、いらすとやの絵を見た瞬間に「あ、いらすとやだ」と認識されてしまいます。

独自のブランドイメージを強く打ち出したい場合や、他社との差別化を図りたい場面では、いらすとやの「ありがちな印象」がマイナスに働くことがあります。オリジナリティを最優先するデザインでは、有料のストックフォトや描き下ろしのイラストを使う方が効果的かもしれません。

競合他社や近隣店舗とデザインが被るリスク

誰でも無料で使えるため、ライバル企業や近所の店舗と素材が被ってしまうリスクがあります。

例えば、整骨院のチラシで「腰痛の患者さん」のイラストを使ったところ、隣の整骨院のチラシも全く同じイラストを使っていた、という事態が起こり得ます。商圏が重なるエリアで広告を出す際は、競合のデザインをチェックしておくと安心です。

シリアスな場面では雰囲気が軽くなりすぎる可能性

いらすとやの絵柄は、ほのぼのとしていて可愛らしいのが特徴です。裏を返せば、深刻な謝罪や重厚な雰囲気が必要な場面にはマッチしません。

お詫びの文章や、高級感のある商品の紹介に使うと、雰囲気が軽くなりすぎて不誠実に見える可能性があります。TPOに合わせて、写真素材や落ち着いたトーンの素材と使い分ける判断が必要です。

いらすとやの便利な検索テクニックと探し方

数万点の中からお目当ての1枚を素早く見つけるための、ちょっとしたコツを紹介します。

カテゴリ検索で関連画像を一覧表示する

欲しいイラストの名称が思い浮かばない時は、サイドメニューにある「カテゴリー」から探してみましょう。

「ビジネス」「季節・行事」「自然・風景」といった大枠から絞り込んでいくことで、思いがけない素材に出会えることがあります。一覧を眺めているだけで、資料作成のアイディアが湧いてくることもあります。

「詳細カテゴリー」を活用してピンポイントで探す

カテゴリーの中には、さらに細かい「詳細カテゴリー」が用意されています。

例えば「人物」の中には「職業」「家族」「ポーズ」といった分類があります。ここを活用することで、より目的に近いイラストへ最短距離でたどり着けます。

サイト内検索で「ひらがな」「カタカナ」を使い分ける

検索窓に入力するキーワードを変えてみるのも有効です。

基本的にはひらがな、カタカナ、漢字のどれでもヒットしますが、稀に表記揺れで見つからないことがあります。「スマホ」で出ない時は「スマートフォン」、「パソコン」で出ない時は「PC」と入力し直してみると、違う結果が表示されることがあります。

「いらすとや ランダム」機能で偶然の出会いを楽しむ

サイトの上部にある「ランダム」ボタンを押すと、全素材の中から無作為に1枚が表示されます。

仕事の息抜きに押してみたり、企画のネタに詰まった時に押してみたりすると、「こんなイラストもあったのか!」という新しい発見があります。いらすとやの奥深さを知るには最適な機能です。

英語検索には対応していないため日本語変換が必要

いらすとやは日本語のサイトであり、検索機能も日本語に特化しています。「Dog」「Cat」と英語で入力しても、期待する結果は得られません。

海外の方が利用する場合や、普段英語環境で仕事をしている方は、一度日本語に翻訳してから検索する必要があります。

いらすとやとAI画像生成の関連性「AIいらすとや」

テクノロジーの進化に伴い、いらすとやもAIの世界へ進出しています。本家サイトとの違いを知り、賢く使い分けましょう。

AIピカソと提携した公式「AIいらすとや」とは

AIいらすとや」は、画像生成アプリ「AIピカソ」と提携して生まれた公式サービスです。いらすとやの画風を学習したAIに対し、テキストで指示を出すことで、新しいイラストを生成できます。

「宇宙で食事をするおじいさん」のように、本家サイトには存在しない奇抜なシチュエーションでも、いらすとや風のタッチで作り出すことが可能です。

AI生成版を利用する際の著作権と商用利用ルール

ここで注意が必要なのが、AIで生成した画像の権利関係です。

AIアプリで生成した画像は、アプリ側の利用規約に従う必要があります。本家のいらすとやとは異なり、商用利用には別途有料プランへの加入が必要だったり、生成物の権利がユーザーに帰属しなかったりする場合があります。利用する前に、必ずアプリの規約を確認してください。

通常のいらすとや素材とAI生成素材の見分け方

AIで生成された画像は、よく見ると独特の違和感があります。

  • 指の本数が多かったり少なかったりする
  • 背景の書き込みが歪んでいる
  • 文字のような謎の記号が含まれている

安定したクオリティを求めるなら、やはりみふね氏が描いた本家の素材を使うのが一番です。AI版はあくまで補助的なツールとして活用しましょう。

生成AI学習への利用に関する公式見解

「いらすとやの画像を勝手にAIに学習させていいの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。

公式には、提携しているサービス以外での無断学習や、画風を模倣するモデル(LoRAなど)の配布は推奨されていません。著作権法上の議論も続いている領域ですので、トラブルを避けるためにも、公式が提供する正規のAIツールを利用することをおすすめします。

いらすとやと連携している外部サービス・アプリ

いらすとやは様々なWebサービスと連携しており、サイトからダウンロードする以外にも便利な使い道があります。

デザインツール「Canva」でのいらすとや利用方法

大人気のデザインツール「Canva」の中に、いらすとやの公式アプリが組み込まれています。

Canvaの編集画面から直接いらすとやの素材を検索し、キャンバスに配置できます。わざわざブラウザを行き来して画像を保存する必要がないため、作業効率が劇的に向上します。Canvaユーザーなら使わない手はありません。

Googleスライドのアドオン活用術

Googleスライドにも、いらすとやの素材を呼び出せるアドオン(拡張機能)が存在します。

プレゼン資料を作成しながら、サイドパネルでイラストを検索し、ワンクリックでスライドに追加できます。資料作成の時短テクニックとして、ぜひ導入してみてください。

公式LINEスタンプやコラボグッズの展開

デジタル素材だけでなく、リアルなグッズやLINEスタンプも大人気です。

有名アニメやキャラクターとのコラボスタンプは、発売されるたびにランキング上位に入ります。普段使いできる可愛いグッズも多数販売されており、素材としてだけでなく、キャラクターコンテンツとしても愛されています。

いらすとやに関するよくある質問

最後に、利用者が抱きがちな疑問をQ&A形式でまとめました。

クレジット表記やリンクは必要?

いいえ、必要ありません。無料で利用する場合でも、著作権者の表示(クレジット表記)やサイトへのリンクは不要です。もちろん、好意で紹介してくれる分には歓迎されます。

加工や編集はどこまで許される?

元のイラストの印象を保った範囲であれば、自由に加工できます。

  • 文字を書き加える
  • 色を反転させる
  • 一部をトリミングする

これらは問題ありません。ただし、前述したように攻撃的な加工や、原型をとどめないほどの改変は規約違反となる可能性があります。

欲しいイラストがない場合リクエストは可能?

はい、リクエスト自体は受け付けています。

公式サイトにリクエスト用のフォームはありませんが、Twitter(X)などで要望をつぶやくと、みふね氏が拾って描いてくれることがあります。ただし、現在は不定期更新のため、必ず採用されるわけではないことを理解しておきましょう。

スマホからでも高画質で保存できる?

はい、スマホからでも高画質なPNG画像を保存できます。

画像を長押しして「”写真”に保存」などを選ぶだけで、透過情報を含んだまま保存可能です。スマホで動画編集や画像加工をする際にも便利に使えます。

著作権譲渡の相談はできる?

いいえ、著作権の譲渡は行っていません

有償で高解像度データを購入した場合でも、著作権はあくまでみふねたかし氏に帰属します。著作権を買い取って自社の独占キャラクターにする、といったことはできません。

いらすとやの活用ガイドまとめ

いらすとやは、ルールさえ守れば誰にとっても最強の味方となるフリー素材サイトです。

  • 商用利用は「20点まで」無料
  • 21点以上は有償となるため注意
  • NG行為(商品化、公序良俗違反など)をしない
  • AI版と本家版の違いを理解する

この4つのポイントを押さえておけば、ビジネスでもプライベートでも、安心して最大限に活用できます。

日本中の誰もが知っているあのイラストで、あなたの資料や作品を彩ってみてください。まずはサイトを訪れて、ランダムボタンを一回押してみることから始めてみてはいかがでしょうか。きっと、新しい発見が待っています。

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