ライフスタイル

バックタービンのメリット・デメリットなど仕組みを大解剖!

バックタービン仕様の自動車

スポンサーリンク


バックタービンの仕組みやメリットデメリット、更には音の仕組みなどを徹底解剖しているページです。車が好きな方、車を解体して整備することが好きな方、車でドライブすることが好きな方など多岐に渡るかと思いますが、「バックタービンについて知りたい」という目的をお持ちの方は是非ご覧ください。

バックタービンの「タービン」とは?

バックタービン仕様の自動車及びスポーツカー

 

まず始めに、「バックタービン」という言葉をじっと見つめてみてください。何か違和感を覚えないでしょうか。「あっ!」と気付いた方は正解です。バックタービンとは簡潔に言い表すと「タービンがバックしている」という「動作」を言い表した言葉になります。

 

従って、バックタービンの仕組みを理解するにあたって必要となるのが「タービンの仕組みを知ること」が先決となりますので、しっかりと覚えてきましょう。

 

タービンとは、流体がもっているエネルギーを有用な機械的動力に変換する回転式の原動機の総称。

Wikipedia:より引用

 

 

少々小難しく説明されていますが、タービンについて簡潔に説明すると、「ターボチャージャー」から排出されている「排気」によって回転している「インペラー(羽根)」のことを指しています。

 

従って、タービン=インペラー(羽根)ということのみ覚えておけば良いでしょう。タービンは何らかの流体の流れによってインペラー(羽根)が回転してパワーを生み出すという仕組みですので、自動車だけに限らず身近な機械にも使われているようで、水力発電やジェットエンジン、船舶なんかにも採用されているようです。

バックタービンに関わるターボチャージャーとは?

タービンはターボチャージャーから排出されている排気によって回転しているインペラーのこと。という説明をしましたが、そもそもターボチャージャーってなに?と疑問に感じた方はご説明しますので是非ご覧ください。

 

ターボチャージャーには、タービン・コンプレッサー・ハウジング(タービンやコンプレッサー周辺の流れを制御する機械)の3種類で構成されており、「エンジンの排気量」を変えずに「馬力を上げたい」際は「エンジンルーム内の燃焼圧力を高める」必要があります。エンジンルーム内の燃焼圧力を高めるためには、ルーム内に取り込む空気の量を無理やり上げることで馬力の向上を図ることが出来ます。

 

これらを総まとめにすると、ターボチャージャーは「自動車のエンジンから排出される排気で羽根(タービン)を回し、エンジンに過給させる仕組み」と説明がつきます。自動車のエンジンを根本から変えずに馬力を上げたい!という人にとってメリット豊富なパーツと言えるでしょう。

バックタービンとは?仕組みをご紹介!

バックタービン仕様の自動車の内装

 

タービンとターボチャージャーの仕組みを理解した後は、主題であるバックタービンについて詳しくご説明します。上記でもご紹介した通り、「バックタービン」とは、自動車に付随されているパーツではなく「タービンに起こる現象」のことを指しています。

 

  1. アクセルON!(アクセルペダルを踏みこむ)
  2. アクセルを急激に戻す!(アクセルペダルを離す)
  3. タービンに逆流!(加圧された空気の行き場がなくなる)
  4. サージングが発生!(下記参照)

 

上記の手順で自動車を操作するとバックタービンが発生するという仕組みになっています。要は、急激にアクセルペダルを離すと空気の流れが急激になるということです。

サージングとは?パーツではなく現象のこと?

バックタービンを発生させる手順を説明した際に、「サージング」という現象が発生するということを説明しました。サージングというのは、「タービンブレードの表面」で空気がコンマ数秒刻みという細やかな時間内に「剥離や再付着」を繰り返し「激しい振動を引き起こす」現象のことです。

 

バックタービンが発生している際の音を聞いたことはありますか?「キュルルル」や「ヒュルルル」などといった音が鳴っていたかと思いますが、これらはバックタービンを発生させた際に生じるサージングによるものになります。

ブローオフバルブとは?バックタービンに大きく関わっている?

ブローオフバルブとは、過給された過給気圧を解放するパーツのこと。上記で説明したターボチャージャーのコンプレッサーとスロットルバルブ(流体の制御を行うために必要となるバルブのこと)に発生する圧力を解放する役割を担っており、ターボチャージャーで発生するサージングからタービンブレードを保護することが目的のパーツです。

 

実はブローオフバルブは純正の自動車にも取り付けられていて、タービンブレードを保護するために装着されていると言われています。

 

このブローオフバルブの特性を一番機能させているのが、レースカーにおけるブローオフバルブです。ターボ車がアクセルのオン・オフをすることでブースト圧が下がり、再加速に手間取ってしまいます。そこで再加速をより早く遂行するためにブローオフバルブが役立っているということです。

ブローオフバルブを使えなくするとは?

バックタービンを発生させ、排気音を楽しみたい場合は、ブローオフバルブを機能させないようにすることで可能となります。このことを世間一般的に「ブローオフバルブを殺す」と言われています。

 

ブローオフバルブを使えないようにしてバックタービン仕様にする場合は、スロットルボディの手前→ブローオフバルブに繋がっているバキューム配管を外し、取り外したバキューム配管にメクラを取り付けるのみと、比較的簡単にブローオフバルブを殺すことが可能となります。また、装着されているエアクリをキノコ型のものに変えることで音も増幅します。

バックタービン化にするメリット3選のご紹介!

バックタービン仕様のスポーツカーが街並みを走行している

 

  • 排気音のカッコ良さ
  • スポーツカーに乗ってる気分を味わえる爽快感
  • サーキット走行時のレスポンス向上

バックタービンにすることによるメリットは上記3点でしょう。バックタービンにすることで、タービンに過負荷がかかりタービンが壊れる可能性が高まる!と思われている方も多いようですが、バックタービン仕様にしたことでタービンが壊れたといった話は聞いたことがありませんし、自動車メーカーの方も同意見なのではないでしょうか。

 

何十年も乗り続けた後にタービンが壊れたという場合は、単なる寿命による劣化に過ぎないので、バックタービンが原因とは言い難いでしょう。街乗りをする方にとってのメリットは「エンジン音」のみで、サーキット走行される方のメリットは「レスポンスの向上」となります。ブローオフバルブを殺してバックタービン化にすると車検が通りませんので、車検の際には何らかの対策を講じる必要が生じますので覚えておきましょう。

バックタービン化によるデメリット3選のご紹介!

バックタービン仕様でセダンタイプの自動車が駐車されている

 

  • エンジンストールの危険性
  • アイドリング不調
  • 燃費の低下

自動車をバックタービン化させることによるデメリットは上記3点といったところでしょう。デメリットでご紹介した「エンジンストール」とは、いわゆる「エンスト」と言われているものでエンジンが急停止してしまう現象になります。エンストが起こりうる危険性がある原因としては、エアフロメーターで計測した吸気量と実際の吸気量が異なることから、過給圧が変動するためエンストが起きてしまう危険性があります。

 

ギアチェンジをミスした訳ではないのに、公道を走行中に突如エンストしてしまったら事故に繋がる危険性が生じてしまいます。

 

ただ、最近では上記のデメリットを改善してくれるパーツも販売されていますので、エンストを防止したい方は是非試してみてください。エンジン音を楽しみたい方向けに開発されたパーツということなのでしょう。

 

 

 

バックタービンの音を実際に体感してみましょう!

バックタービンの音を実際に体感してみましょう!下記動画のエンジンはSR20DETという種類で、日産・シルビアに搭載されていることが多いです。マフラーは純正を装着しているようでノーマル感が伝わりますが、「ヒュルルル」というバックタービンの音が感じられるのではないでしょうか。

 

 

続いてご紹介するバックタービン音も、日産・シルビアに搭載されているエンジンSR20DETになります。排気系は社外品のエアクリ、中間ストレートになっており、フロントパイプと触媒のみ純正だそうです。また、社外品のエキゾーストマニホールドが入っており、華麗なバックタービン音が楽しめる動画となっています。

 

 

下記動画はタービンのLED付きキーホルダーで、スイッチを起動させると実際にタービンが回っている様子が確認できる上、とてもリアルなバックタービン音を聞くことが出来ます。

 

 

GCBインプレッサのバックタービン音のご紹介です。ノーマルタービンを使用しており、その他HKSのパワーフロー・インタークーラー・カーボンサクション・メタルキャタライザー、東名のエキゾーストマニホールド、ヤシオのフルチタンマフラーという吸排気仕様になっているようです。下記動画のインプレッサはブローオフバルブを殺しているようです。

 

 

下記動画はチェイサーJZX100のバックタービン音です。実際に公道を走行している際に撮影されたバックタービン音ということもあり、とてもリアルな音が楽しめるのではないでしょうか。

 

 

 

バックタービンにするとエンジンが壊れるって本当?真相は?

自動車のエンジンをバックタービン化にするとエンジンが壊れるか否かという疑問点ですが、結論から言うと「最近の自動車はバックタービンにしたぐらいでは壊れない」という結論が当サイトの見解です。

というのも、昔の車は耐久性に優れていない自動車が多かったようで、バックタービンにすると数年で壊れていたそうです。ただ、最近の自動車は性能が良く耐久性も良いことから、バックタービンにしたことが原因でエンジンが故障することはないでしょう。

 

また、エンジンには相性がありバックタービンにしなくとも数カ月・数年で故障するということも極稀ですがあります。

ですので、エンジンが故障した際にまず疑うべき点は「エンジンの相性が良かったか」、「寿命なのではないか」という点を疑いましょう。もちろんバックタービンにする際に下手なやり方でチューニングを行えば故障リスクが高まることは否めないでしょう。

バックタービンにしたら車検が通らないので注意が必要!

自動車のエンジンをバックタービンにしたからOK!というわけにはいかないことがあります。そう、そのままでは車検に通りません。バックタービン云々に限らず、自動車を車検に通す際は注意しなければならないことはいくつかありますが、今回はバックタービン化が施された自動車を車検に通す方法をご紹介します。

 

バックタービン化した自動車を車検に通す方法は、ズバリ「純正に戻す」のみです。

 

純正のブローオフバルブのバキューム配管を外さなければ車検に通るはずです。バックタービン化にした自動車を車検に通す方法で「社外品の大気解放式ブローオフバルブを取り付ければ大丈夫」という意見を投じる人もいるようですが、バックタービン発生時の「プシューン」という音や「シュルルル」といった音が発生した時点で車検には通りません。車検はそこまで甘くありません。

 

従って、バックタービンにした場合、車検前に全て純正に戻すことを忘れないようにしておきましょう。

エンジンをバックタービンにする方法をご紹介!

自動車のエンジンをバックタービンにする方法をご紹介していきます。動画の方が分かりやすいかと思いますので、文字で簡単に説明した後動画をご覧いただければと思います。

 

バックタービンにする方法は2点のみと言われており

  1. ブローオフバルブのバキューム配管を解体
  2. バキューム配管にメクラセット

又は

  1. ブローオフバルブ自体を撤去
  2. 繋がっていた配管にメクラをセット

 

上記2点のみですので、是非詳細なやり方をご覧ください。

 

 

また、下記動画ではパーツ代合計180円で出来るバックタービンの方法が動画でご紹介されていますので、安くバックタービンにされたい方は是非ご覧ください。

 

 

まとめ

バックタービンの仕組みや音の特性、メリット・デメリット、更にはバックタービンにする方法をご紹介していきました。バックタービンとはタービンに起きる現象ということを忘れずに覚えておきましょう。また、当サイトではバックタービンが原因でエンジンが故障することは無いという見解を示していますので、正しい方法でバックタービン化に挑戦されてください!

スポンサーリンク


コメントを残す

*